かわしま ときえ・ウェブ教室・きものを楽しく‼

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寒椿と今週の衿

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滋賀県に住む 姪から「寒椿」の写真が届きました。

花の少ないこの季節に 鮮やかな色で心を和ませてくれます。

蕾も沢山ついていてまだまだ花が楽しめそうです。

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今週は刺繍衿を付けてみました。

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この衿を付けています。

ちょっと可愛い過ぎるかな❕❓

実はこの衿「美容衿」と言いますが、私がお稽古に通っていた頃に初めて買った衿で

39年くらい使っています。”よそ行き”にしていたのであまり傷んでいません。

この衿はとても便利で、使いやすく襟元がきれいに着られます。

他の衿も 用途によって使い分けると便利なので紹介しておきます。

オシャレに装いたいときに使います。

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両方とも刺繍衿で、左が金糸が使われていて、留袖用にしています。

右は、訪問着などに使います。

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左は、白の刺繍で、色無地や訪問着などフォーマルな装いに(留袖にもOK)、右は 

水仙の刺繍です。季節的に今からちょうどいいですね。

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これは両方ともカジュアルです。ピンクの方は紬などによく合います。

右は、銀色にキラキラしたビーズのようなものが付いてます。

 

もちろん白の衿でしたらどんなきものにも使えます。

 

刺繍衿は江戸時代には使われていたようですが、私の生まれ育った田舎でも明治時代には、使う人もいたようで、去年の10月22日の記事でご紹介しました「祖母が使っていた刺繍衿」がこれです。

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叔母から引き継いだ祖母の形見の「かけ衿」です。

120年くらい経っていると思います。

昔の人にしては 祖母はオシャレだった...

 

卒園、卒業、入学式は勿論、日常でもきものでオシャレを楽しむ方が増えています。

衿や、帯締め帯揚げなどを変えてみることで また違った雰囲気を楽しむことができます❣

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