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今週のきもの・節分

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微塵格子(みじんごうし)

非常に目が細かい格子柄のことです。

江戸小紋ですが紋は入れずに普通に着ています。

因みに、格子柄、江戸小紋にはとてもたくさんの種類があります。

多すぎて書くのはやめました!

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この帯は名古屋帯です。「雪月花」という題名です。

後ろのお太鼓柄には、「月」「花」「雪」と織りだされていて、

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前の柄は、片方が月と雪、反対側が月と花の柄になってます。

「雪月花」とは四季を代表する冬の雪や秋の月、そして春の花で風雅な眺めのことです。

四季折々に楽しむ良い景色という意味です。美しい景色を表現する場合に欠かせない単語です。同様の言葉に「花鳥風月」「山紫水明」などがあります。

 

2月3日は節分です。節分というとこの時期を言いますが、季節の変わり目にあたる立春立夏立秋立冬の前日がすべて節分です。1年の節目にあたる春の節分に重きを置かれ始めたのは、室町時代からだそうです。季節の変わり目には悪魔が出てくるといわれ、豆が「魔滅」の音に通じることから、「鬼は外、福は内」の掛け声で豆まきをするようになったともいわれています。

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現在の、敦賀市本町の夜景です。

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