そろそろ単衣の季節!という頃に毎年着るきものです。
これは袷ですが黒の濃淡のみで紫陽花の柄が描かれています。
涼しげに見えるので、今の季節にちょうどいいかなと思います。
これも叔母が縫ってくれたものです。母の妹です。もう他界していますが、こうして普段に着るきものを色々縫ってくれたので助かっています。
そして、このお帯も古いものです。
実はこの帯は袋帯でした。柄が非常に出しにくくて扱いにくいので、名古屋帯に仕立て直してもらいました。それでも前の柄が少し横に来てしまいます。
今の季節は、72候で言いますと、小満になります。
「蚕起きて桑を食う」と言いまして、蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つころ。
美しい絹糸となる繭を紡いでいました。
私の子供の頃は、桑畑がいっぱいあって近所でも養蚕をしていて、蚕さんがいっぱいいて桑の葉を食べる音がザワザワとしていました。
これはユキノシタの花です。
うちの庭で咲いてます。
葉っぱは別のものです。
花は、素朴で可愛いですね❣