今週で単衣の時期も終わります。
しかし、10月でもまだ暑い日もありますのでご自分が暑いと思われたら単衣を着てもいいでしょう。
このきものは江戸小紋です。
サメ小紋に小さな白い柄があります。
江戸小紋は紋を付ければ色無地と同格で着られます。
このきものは紋が付いていないので、博多織りの八寸の帯を合わせました。
丸い柄は私のお気に入りの柄です。
ちょっと濃いめのお抹茶色という感じかな‥
やや薄地なのですがとても締めやすい帯です。
単衣に合わせやすい帯です。勿論袷にも使いますが。
ただ、柔らかすぎてタレに張りがないのでタレがきれいに決まりませんでした。
そこで、長さは十分あったのでタレ先を10センチ位裏側に折り返して耳をかがって2重にしました。凄い自己流です! これでOKでした❣
ところで、今年の中秋の名月は9月21日でした。今年は満月と重なってとても綺麗でしたね。
そして、今年の十三夜は10月18日です。
十三夜(後の月)も見ないと縁起が悪いという言い伝えがあります。
十五夜は中国から伝わったのですが、十三夜は日本発祥のようです。
この時期に収穫される、栗や枝豆を備えたことから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。十三夜は満月ではなく左側が少し欠けていて、日本人はこの月にそこはかとない美しさを見出し、趣を感じたと言われています。