家紋にはいろんな種類があります。
平安時代の末期に公家が独自の紋を牛車の胴に付けたのが家紋の起こりという説があります。
武家の家紋は公家よりも遅れますが、敵味方の区別をしたり、自身の手柄の確認させる手段として必要だったので家紋を入れるようになったようです。
現代では家紋を見かけることは少なくなってきましたが、私たちが身近に見かけるのがきものに付ける家紋です。男性も女性も礼装着には家紋を付けます。
きものに付ける家紋の標準サイズは、男性が3.8センチ(1寸)、女性が2.1センチ(5分5里)です。
上段は五三の桐を例にとり染め方の種類によって分けています。
下段は参考にご覧ください。