かわしま ときえ・ウェブ教室・きものを楽しく‼

きものを楽しく装いたいあなたと共に、あなたの魅力を最大限に引き出しましょう。

明けましておめでとうございます

今年の10月を迎えますと、きもの教室を始めてまる39年になります。

きもののすばらしさ「健康きもの」「きものセラピー」などを発信しながら日本の文化であるきものをお伝えしていきたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。

 

今年は4月30日(日)に福井市の「ホテルフジタ福井」で合同修了式(13年ぶりに開催)とパーティーを開催いします。皆様の万障繰り合わせてのご参加を宜しくお願い致します。

 

私の古いきものです。もう36~37年位は経っています。

あまり着ていないのですが大切なきものです。

汕頭(スワトウ)刺繍の訪問着です。

汕頭刺繍は、中国の広東省東部にある汕頭地方で受け継がれる刺繍です。

もともとは「清」と「フランス」の間におこった清仏戦争時にキリスト教の宣教師がヨーロッパの刺繍技法を伝えたのが始まりと言われています。

ヨーロッパの女性がレースのハンカチを、舞踏会やパーティで使うことがステイタスになり広まった刺繍だそうです。その技法が中国の汕頭で受け継がれました。

 

お目出たい南天です。

「難を転ずる」縁起木として有名です。

南天は昔から、困難が転じて良くなるという意味で、昔から吉祥の縁起木として重宝されています。

ここで一つ、昔、父から聞いた南天にまつわる話をします。

あまりよくない夢を見たとき「南天に聞いてもらう」と言って父が南天に話しかけていたことがあります。そうするとすべて良くなるそうです。迷信の一つとは思いますが昔の人は色々考えたものですね。

 

二十四節気では今は「冬至」で七十二候では「末項」で「雪下麦を出す」(せつかむぎをいだす)と言って降り積もる雪の下で、麦が芽を出すころ。地中や、冬木立の枝先では植物は芽吹く力を育みます。うちの沈丁花の枝先にもすでに固い蕾ができています。