単衣の小紋に八寸の帯です。
いつもですがこれも古いもので、きものは30年以上、帯は伯母に貰ったものです。
叔母は生きていれば104歳です。なので70年位は経っているかと思います。金糸の佐賀錦で今では見かけない帯です。昔は丸帯(裏表豪華な織りの帯)はありましたが重くて締めにくいので、今のような袋帯が昭和初期にはできていたようです。普及したのは戦後のようです。ですので叔母の若い頃はこのような名古屋帯でフォーマルなものがあったのですね。
帯締めは母が締めていたものです。
この取り合わせが気に入っています。
これはニラの花です。
たまたま蝶々が止まりました。
【萩、すすき、葛、なでしこ、おみなえし、藤袴、桔梗】
これらはいちどきに咲くのではなく、秋が深まりながら花開いていく七種の草花です。
「萩」は万葉集で最も歌われる花ですが、この萩は敦賀市の花でもあります。