薄いベージュの江戸小紋(江戸小紋にしてはこの色は珍しい)です。
このきものは、以前 お煎茶を習っていた時に洗える色無地が欲しいと思って作ったものです。ネットに入れて他のものと一緒に普通に洗濯します。染み抜きも防虫剤も一切いらないとても便利なきものです。紋を入れることもできます。
一つ持っているととても重宝します。
江戸小紋は地色は一色で白の小さい柄がありますが、遠くから見ると色無地に見えます。紋を入れると色無地と同じ格で着られます。
江戸小紋は、江戸時代の武士の正装である裃の柄からきています。
大名家ごとにその柄が決められていたそうです。
江戸時代に発展した型染で渋い色目に白ぬきの模様を染めています。
この時期にいつも締めています。
この帯ももう25年以上使っています。
シンプルな柄に帯地に金糸が織り込んであるので少しよそ行きにも使えます。
素材も固くも、柔らかくもなくちょうどいいい締めやすさです。
ただ、ポイント柄ですので前の柄を真ん中に持ってくるとお太鼓の柄が出にくく柄から下が長いので立ち上がりが長くなりすぎてやりにくいので、隠れる位置で縫って柄から下を短くして調整しています。